何もかもが輝いて見えた時代

現代でいうところの「~に歌詞をつけてみた」みたいな文化がある。
たにぐちさんは、あの表現が好きくない。
歌詞をつけた?おおいに結構じゃないか。
「~に歌詞をつけたから聞いてくれ」
くらいの勢いで向かって来いよ、と思っている。

それはさておき、テレビでゴジラが放送されているのを眺めつつ、
はるか昔、「ゴジラ」のメインテーマに見事な歌詞をつけた歌があったことを思い出す。
「ゴジラ、ゴジラ、ゴジラとメカゴジラ」
みたいな歌詞であったと記憶している。
恐らくは電子ネットワークとは無縁のものだった。
あれは一体誰が作り、どうやって世の中に広まっていったのだろう。

未来からタイムマシンを強奪してきたアイツ

セミの抜け殻になる前、つまり幼虫がのそのそ歩いているのを見る。
思えば生まれて初めてである。
ずっと見ていれば、脱皮の瞬間が見れたのだろうか。
そこまではきっと、体力が持たなかっただろう。
それほどの、暑い日。

結果、全体のスキルが上がっていかない

SEの職場においては少々突出したマニアックなエンジニアを敬遠する集団が、意外なほど結構な割合を占めているものである。
仮に「敬遠集団」と呼ぶ。

当のマニアックSEさんも決して疎外されたくはないので、マニアックでないよう振舞おうとする。

敬遠集団側も、「ああはなるまい」という意識が働くため、「より高いスキルの習得」といった志(こころざし)そのものを持たないよう努力をする。

結果、全体のスキルが上がっていかないということになる。

何年か経つと、マニアックでもなく敬遠集団でもない人が、組織のかなり高い位置にいたりするものである。

エンドユーザ様に提供できんじゃないか

BROTHERのプリンタで本当に酷い目にあった。

言いたいことは多々あるが、
「こちらが行う所作が多すぎてエンドユーザ視点では不良品にしか見えない」
と、まとめさせていただきたい。

●ハガキ
まずハガキである。
用紙カセットが折り畳み式の上下段に分かれており、どちらにもハガキがセットできそうな刻印がしてある。
が、実態は下段しか使えない。
A4をゴッソリ抜き取ってからハガキをセットせよということである。
使用頻度の高いA4(下段)と、ハガキ(上段)を同時に入れておけるのかと「ぬか喜び」させ一気に絶望に叩き落される。
さらに、左右の用紙ガイドを調節したあと、手前側のガイドがハガキに届かないことに気づかされる。
考えあぐねいた挙句、ハガキ固定専用の「フラップ」を立てねばならないと気づく。

●封筒
次に封筒である。
封筒は用紙カセットを使用しない。
背面のシートフィーダから1枚ずつ挿し込んで印刷する。
これが、ただ入れればいいというものではない。
ある程度押し込んだところでプリンタ側から数mm分だけ引っ張り込む動きをする。
この力加減が非常に難しい。
人間、封筒の印刷に迫られる場面は限られているものである。
月に一度の請求書であったり、給与袋などである。
一ケ月経過するころには、その絶妙な力加減など忘れてしまっている。
毎月毎月、「絶妙な力加減」の訓練からやり直しである。
訓練のために、何枚かは封筒が犠牲になる腹づもりでいた方がいいだろう。
これもエンドユーザに優しくない。
むしろ、「本来の仕事をさせてくれ」と言われるに違いない。

●エラーを溜め込む
上記の難易度を正常に突破できなかったとしよう。
PCから印刷指示を出す。
失敗する。
このとき、プリンタ本体のLCDにもエラーが表示されており、これに対してOKボタンをタップしてやらないと一切進まない。
エンドユーザはこれに気づかず何度でも印刷指示を出す。
やがて、ようやくLCDのエラーに気づく。
OKをタップする。
印刷指示を出した回数分、すべての印刷が行われる。
これが、自分が指示した回数分だったと気づくエンドユーザは少ない。
結果、おかしなプリンタだと疑惑を抱く。

あんな難易度の高いものはエンドユーザ様に提供できんじゃないか。

プリンタ業界は、昔ながらのただ後ろから吸い込むタイプのプリンタを再び見直すべきではなかろうか。
エプソンがPX-101でシートフィーダを恐るべき急角度にしたあたりから、流れはおかしくなっていったように思う。

ヒューマンエラーに対する立場

「困っていることを、よりよい方向に向かって話し合いをしていく」
という点において、SEという民族のことを医者に例える人は多い。

ところがSEと医者はヒューマンエラーに対する立場が相当に異なる。

SEは「人間は失敗する生き物」であることをほぼ受け入れており、その前提で成果物を作り上げていく。
それは日常的な職場での立ち居振る舞いに始まり、開発において障害を作りこんでしまうことを、原則としては「仕方ない」ものとしている。

一方で、医療の人々はこうである。
「人間は失敗する生き物であることを心の片隅程度で認めてはいるが、現実としては全面的に許さない」
感情をあらわにして、ひどい場合はエラーを起こした人物が立ち直れないレベルにまで追いやる。

症状を自分の判断で放置した患者を叱責するようなことは仕方ないとしても、本当にひどい場合はプライベートにも及ぶ。
お味噌汁をこぼした家族、クイズ番組でケアレスミスをした芸人。
すべてを許さない。
あれはあれで、精神的な病の1つではないかと危惧している。

名前:たにさん or たにぐちさん
職業:むかし、元オタク
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