2013年01月31日の段、Episode.I!「あのクソ野郎にも、もしかすると正義があるかもしれない」

学生時代、SF研究会という名のサークルに所属していながら、「銀河英雄伝説」をまじめに見たことはなかった。
それが今、どういうワケだか感慨深く見ている。

アレだけ無尽蔵に人物が増えていきながら嫌にならない作品も珍しい。
また、ライバルの二人がただ一度の会見を果たすのがついについに55話あたり。
またその会話の、なんと気持ちのよいことか。
とりわけ、ヤン・ウェンリーが語る
「一つ正義に対して、逆の方向に同じだけの質と量を持った正義が必ず存在するのではないか」
の下りは本当に面白い。

あの下りを聞いておくだけで、胸のつかえが下りて人生変わる人もいるんじゃなかろうか。
アニメごときに興味がなくても、民主主義だの専制主義だのというお話に興味がないにしても、だ。

例を挙げてみよう。

家族の中で
洗濯を担当するアッテンボロー、
どうしても靴下を裏向きに出すポプラン
の二人がいるとする。

アッテンボローはポプランがどうしても許せない。
「靴下を裏向きに出すのは、洗って干して畳む立場のことを考えない無神経な行為だ」
という正義からであるが、一方でポプランには
「靴下の洗濯について重要なのは、内側の汚れがよく落ちるべき、ということであり
 靴下は裏向けて洗濯したほうが汚れがよく落ちるのだ」
という同じだけの質と量を持った正義が存在するかもしれない。

そして宇宙には、彼らのどちらかが完全に正しいと断言できる唯一無二の真理が存在し、それを解明する方程式があるかもしれない。
しかしその真理に届くほど、彼らの手はどちらも長くはない。

少々下らない例であったが、このような尺度を持って世の中を見れば、
「自分が許せないと思っているあのクソ野郎にも、
 もしかすると(多少は理解可能な)正義があるかもしれない」
という考え方を持てるかもしれない。

コメント

  • わかっていても相容れないのが難しいというか、悲しいところやね。
    あの二人もあれだけお互いを認めていながら、
    同じ方向の道は歩めないわけで。

    2014-02-1422:28|sarada

  • そういえば、再アニメ化の話があるそうだが
    やめて欲しいよなー

    2014-02-1501:05|sarada

  • おぉ、ずいぶん放ったらかしですまん。
    ヤマト2199は成功だったっぽいから、まぁ正直わからんわねぇ。
    ところで先日、「黄金の翼」といったか、ラインハルトの幼少期の話が
    やってたんだけども、アレもなかなか絵的にはどうかと思ったなぁ

    2014-02-2314:00|たにぐち

  • あれって漫画版のキャラデザだっけか?
    外伝系はあれに限らず微妙な気が。

    そういえば舞台(宝塚の方)は見てみたいなぁー

    2014-02-2319:37|sarada

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