十分に納得して投資する

貯蓄しているだけの銀行から投資についての勧誘が、割と頻繁に来る。

この街の人々は貧しい。
儲かるなら(合法の範囲で)何でもやってみたいのが本音である。
投資も無論、その選択肢の1つである。

投資を始めたい人たちが知りたいのは、どの投資商品が優れているかということではない。
世の中がどう動けば、これこれの相場が動くという因果関係。
風が吹いて、どう回りまわって桶屋が儲かるのか。
ということを知りたいのである。

このような内容であれば、財界のエラい人に大金積んで呼んでくる必要なない。
少々語れる一般銀行員の標準の人件費の範囲でセミナーを開いてもらいたい。
この初歩の初歩ともいえるセミナーに、受講者一人あたり3000円くらい出してもらうとする。
3000円が高いか安いかに議論の余地はあるかもしれない。
しかし、理解できるかどうかも分からない初心者用の書籍を買うことを思えば、このくらいは出せるという目算である。
100人集まれば30万。
この街なら、100人入る場所を抑えて設営に5人を使ったとしても、30万あれば利益は出るだろう。
セミナーを10回もやれば300万である。
我々小市民が無条件で儲けようなどと虫がいい話であり、銀行さんもいくらか儲けてくれたまえよ、ということである。
集まらないなら中止でよいのだ。

適切な知識を得ることで、自分と銀行さんの間で
「この銘柄はこれこれというメカニズムで配当の上昇が期待できる」
ということを十分に納得して投資する。
ここまでやって損をするなら得心もいくというものである。
銀行さんだっていくらか罪悪感にさいなまれよう。
こちらも頭ごなしに店頭に怒鳴り込んでいくようなことはしないというものである。
どちらか一方だけがWinの関係になるくらいなら、両方Loseの方が救いになることもある。

この街の銀行さんは、そういう取り組みを、まぁしないのだろうが
我々小市民が悩んでいるようなことを想像でも妄想でもすることをあきらめてしまっているのならば、
いつまでも話がかみ合わず、新規で顧客を獲得するのは難しいといえるのではないかなぁ。

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名前:たにさん or たにぐちさん
職業:むかし、元オタク
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