09月11日の段、Episode.I!「とある坂井の水没世界(ワンマンショー)」

坂井の個展に行ってきた。
坂井とは言うまでもなく、フレンチの坂井である。

すまん、ウソである。

16:00を回る少し前に坂井とLOFTで合流してから現地へ移動。
場所は栄の住吉通りにある「Cafe&Dining Bar Hug-Hug」という店。
安い注文で申し訳ないが、2人でジンジャーエール(ウィルキンソン)をしばきながら展示物を眺める。
期待していたよりは展示してある数も少なく、客席の背後に飾ってある都合上、ずけずけと歩いていって間近で見られないのが残念な感じ。
(客席に客がいないとしても)
しかし、飲食店で行う個展とは、過去に出席した他の個展も含めて、みなそういうものだったと思う。

作品の1つ1つはとても真似ができるとは思えない。
タネ明かしを聞いたが、それでもできる気がしない。
アーティスト、かくあるべき、である。
縦だけじゃなくて横長な作品なんかあってもいいと思う。
また本人も気づいていたが、額縁と紙のサイズの関係に問題があったらしく、展示物にごくわずかなシワが寄っていた。
次回以降の改善点であろう。

それにしても、彼女が今やっている仕事の内容など聞いていくと、彼女の仕事はデザインの域を超えていた。
比較対象が適切でないかもしれないが、ウチの会社に出入りしているデザイナー(たにぐちの同級生、高校卒業以降の経歴不明)のスキルを大きく上回っていた。
いわば彼女は「純粋培養の独立愚連隊」。
その恐ろしさを垣間見た気がする。
オレもサーバ管理とWebプログラマという立場は独立愚連隊同然ではあるが、組織に依存している感は否めない。
同じ独立愚連隊でも、デザインができる愚連隊は強い。
いかんせん人の目を惹くのは、目に見えるもの(デザイン)なのである。
これに技術が伴い始めているのが、今の坂井の恐ろしいところであろう。
彼女は近々化ける気がする。

16:40、Hug-Hugをあとにし、明日の交通費を下ろして月天で晩メシ。
唐揚が焦げていたり、串カツが異様に堅かったりしたみたいだが、日ごろから前の晩の冷や飯を朝飯にしていると全然気にならない。
むしろ生ビールのグラスがいたく小さくなっていたり、すれすれまで入ってなかったりしたことが気になった。

ま、坂井の話が面白いのでオレ個人としては何ら問題がない。

そういう有意義な時間というものはさっさと過ぎてしまうもので、
めったと適用されない
「混雑時は1.5時間でラストオーダー」
のルールが適用され、月天からはあっさりと追い出されてしまった。

そして解散。

坂井は相変わらず小さく、さち薄く、どこか儚く。
しかしたくましく、そして慎ましく生きていた。
やや発達した二の腕の筋肉が気になった。

今回は、設定した目的のために片道7000円を使って、とても有意義だった。

思えば坂井という人物とは、2005年に知り合って以来、かれこれ付かず離れず早5年半の付き合い。
オレが地元に帰った今でもコミュニケーションが絶えることはない。
mixiが本来の機能を果たしている稀有な存在といえよう。

思うに、いま彼女の人生は大きく動こうとしており、そう遠くない未来に疎遠になっていくことだろう。
せめてそれまではコミュニケーションを絶やさず、近い畑の人間として分け合える知恵は分け合っていきたいと思う。

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職業:むかし、元オタク
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