ヒューマンエラーに対する立場

「困っていることを、よりよい方向に向かって話し合いをしていく」
という点において、SEという民族のことを医者に例える人は多い。

ところがSEと医者はヒューマンエラーに対する立場が相当に異なる。

SEは「人間は失敗する生き物」であることをほぼ受け入れており、その前提で成果物を作り上げていく。
それは日常的な職場での立ち居振る舞いに始まり、開発において障害を作りこんでしまうことを、原則としては「仕方ない」ものとしている。

一方で、医療の人々はこうである。
「人間は失敗する生き物であることを心の片隅程度で認めてはいるが、現実としては全面的に許さない」
感情をあらわにして、ひどい場合はエラーを起こした人物が立ち直れないレベルにまで追いやる。

症状を自分の判断で放置した患者を叱責するようなことは仕方ないとしても、本当にひどい場合はプライベートにも及ぶ。
お味噌汁をこぼした家族、クイズ番組でケアレスミスをした芸人。
すべてを許さない。
あれはあれで、精神的な病の1つではないかと危惧している。

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名前:たにさん or たにぐちさん
職業:むかし、元オタク
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